FX初心者が最低限知っておきたい基本的な用語を解説(1)

ASK/BID

ASK/BIDはそれぞれ売値/買値という意味になります。

ここで注意したいのは、売値とは「FX会社が売るときの値段」という意味だということです。

つまりトレーダーにとってASKとは「買うときの値段」になります。

同様にBIDはFX会社側にとっての「買う時の値段」であり、トレーダーにとっての「売るときの値段」という意味になります。

FX会社によってはトレーダーが分かりやすいようにASKを買値、BIDを売値と逆に表示しているところも多いため、混乱しないよう注意しましょう。

FOMC

FOMCとはFederal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略です。

アメリカの金融政策を決める会合のことで、通常は年に8回開催されています。

アメリカは世界一の経済大国であり、国内の金融政策であっても世界市場にも大きな影響を及ぼすことになります。

そのため、FX市場でも注目度が高く、FOMCの結果発表に合わせて市場が大きく動くことも少なくないのです。

FX(外国為替証拠金取引)

FX(外国為替証拠金取引)はForeign Exchangeの略で、簡単に言うと異なる種類の通貨を売買してその差額を利益として得ることを言います。

一つの国の中で暮らしているとなかなか実感することができませんが、通貨の価値は常に変動しています。

例えば1ドル100円のタイミングで1ドルを買ったとします。

その後通貨の価値が変動し1ドル120円になったときにこの1ドルを売れば120円が手に入ります。

すると差額の20円を利益として得ることができるのです。

このように利益を得るためには、当然通貨がいつ安くなりいつ高くなるのかということを知らなければなりません。

そのためには通貨の変化だけではなく、国際市場に影響を与えるいろいろなニュースを知る必要があるのです。

NYダウ

NYダウは、世界経済の中心であるアメリカの代表的な株価指数のことです。

正式名称をダウ・ジョーンズ工業株化平均(Doe Jones Industrial Average)と言います。

ダウ・ジョーンズ社は、アメリカの日刊経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」の発行元で、アメリカで上場している企業の中から、成長性や投資家の関心の高さなどを基準に30社を選出、株価を元に計算されています。

pips(ピップス)

pips(ピップス)は、FX取引で使用される単位で、異なる通貨の単位を表すためのものです。

pipsは、その通貨の最小通貨単位の100分の1を表しています。

アメリカの場合最小通貨単位はセントなので、1pips=100分の1セント=0.01セントということになります。

日本の場合最小通貨単位は円なので、1pips=100分の1円=0.01円です。

0.01円とはつまり1銭のことなので、FX取引では普段は使用されない単位「銭」が頻繁に登場するのです。

エントリー

FX取引においてエントリーとは、トレードを開始することを言います。

FXのトレードは売りと買いどちらからでも始めることができるので、「売りエントリー」「買いエントリー」という言い方をすることもあります。

カントリーリスク

国内の状況が安定していて日々何の滞りもなく経済活動が行われている、という国ばかりではありません。

政治や経済が悪化したり、戦争やテロが起きると通貨の価値が大きく変動したり、資金回収が不可能になってしまうこともあるのです。

こうした国の信用度のことを「カントリーリスク」と言います。

国が破綻してしまって通貨自体がなくなってしまう、ということはまずないでしょうが、対象となる国の状況によってリスクが大きく変化することは覚えておきましょう。

カントリーリスクを回避するためには、通貨を分散して運用したり、日々こまめにニュースをチェックすることが求められます。

キャリートレード

キャリートレードは、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うことで金利収入を得る取引方法のことです。

金利の安い円を売って、高金利通貨を購入するのが代表例となります。

クロス取引

通常、為替の取引を行う場合は、一度国際通貨である米ドルに替えてから目的の通貨を購入することになります。

この過程を省いて通貨取引を行うのがクロス取引です。

つまり米ドルが含まれていない通貨ペアのことを言います。

ゴールデンクロス

ゴールデンクロスとは、FXの代表的な買いサインのことです。

短期と長期の移動平均線を重ねたときに、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜いていくことを指します。

ゴールデンクロスが現れると、強い上昇トレンドが発生する可能性が高いとされているのです。

デイトレード

デイトレードとは、1日の値動きを利用して利益を得る取引方法のことです。

1日に数回取引を行い、ポジションを翌日に持ち越しません。

スイングトレード

スイングトレードは、数日から数週間の中期的取引方法です。

スキャルピングトレード

スキャルピングトレードとは超短期取引のことで、数秒から数分の短い時間の中で繰り返し取引を行う投資方法のことを言います。

スクウェア―

スクウェアはポジションの一つで、為替の持ち高がゼロの状態のことを言います。

今持っているポジションを全て決済してゼロの状態に戻すことです。

ストップロス

ストップロスとはいわゆる「損切り」のことです。

ポジションを決済し、損失額を確定することを言います。

利益が出ないと思ったら、損失額が膨らむ前にストップロスを行うことが、FXでは重要なリスク管理となります。