FX初心者が最低限知っておきたい基本的な用語を解説(3)

ロスカット

ロスカットとは、損失がある一定の水準に達した場合、それ以上の損害を負わないように、強制的に取引を終了させる仕組みのことです。

この仕組みのおかげで、預託している取引証拠金を全て失ったり、追加証拠金の請求されるような事態を避けることができます。

ただし万全ではありません。

急激な相場の変化によっては、ロスカットの基準であるラインを大きく超えた損害を被る恐れがあります。

ロスカットがあるからといって、必ずしも大きな損失を負わないわけではありません。

ロスカットのラインは業者により異なります。

重要な事ですので、必ず利用している業者のロスカットラインとルールを確認しておきましょう。

ロット

ロットとは英文表記でlotと表示されている場合もあります。

ロットとは、取引をする時の取引量の単位です。

通常は、1.0ロット=10万通貨単位となります。

業者によっては1.0ロット=1万通貨単位の場合もあります。

10万通貨単位というのは、米ドルであれば10万ドル分ということです。

1ドル110円であれば、1ロット1100万円の取引となります。

注意が必要なことは、ペアによってロットの単位が異なる場合もあります。

通貨の価値が低い場合、例えば南アフリカランドなどは価格が低いため、1ロット100万通貨単位になっている場合もあります。

こちらも、取引前に必ず確認しましょう。

ロングとショート

ロングは買い、ショートは売りという意味で使われます。

使い方としては、「ロングのポジション」や「ショートのポジション」などがあります。

ロングとは、買いから取引を始めることです。

「安く買って、高く売る」という商売の基本です。

反対にショートは売りから取引に入ることです。

「高く売って、安く買い戻す」というスタンスで利益を求めます。

売りから入る?どうやって?と思われる方もおられるでしょう。

最初に売るものを借りてきたものを売って、値段が下がったところで買い戻して返済します。

株などで「空売り」という手法と同じです。

注意が必要なのは、ロングでの損失は原則として自分の預託している証拠金が限度となりますが、ショートでは損失が青天井、無限に膨らむ可能性があります。

しっかりと損切を管理できる人以外は手を出さない方が賢明かもしれません。

為替差損益

FXや外国為替取引などの為替のレートの変動によって利益を得た場合は、為替差益。

損した場合は為替差損となります。

円高/円安

よくニュースで耳にする言葉でしょう。

円高とは、ある通貨との為替レートで、日本円の価値が高くなることをいいます。

例えば、1ドル110円だったレートが1ドル108円になった場合、「円高に振れた」とか「円高になった」といいます。

反対に、円安は円の価値が下がった場合で、先程の例で表すと、1ドル112円になった場合は、「円安に振れた」や「円安になった」といいます。

塩漬け

取引をした時の価格から現在の価格が下落していて、売れば損するため、仕方なく長期保有している状態。

FXに限らず、不動産や株式投資などでも使われます。

塩漬けでポジションを保有していても、短期的に資金が拘束されるためメリットはありません。

資金を考えると早めに損切をして、先の見通しのない塩漬けのポジションを解消する方が資金的にも精神的にも余裕を生みます。

押目買い

相場が上昇する流れのとき(上昇トレンドといいます)、利益確定の売りなどが出て、価格が一時的に下落する調整局面のことを押し目といいます。

押し目買いは、この局面で、さらに上昇をみこんで買いのポジションを取りに行くことをいいます。

含み益/含み損

FX取引での損益は、実際にポジションを解消した時に損益が確定します。

しかし、保有しているポジションを、その時点の市場価格で計算したときに生じる損益。

取引開始より利益が出ている場合を「含み益」があるといいます。

損失が出ている場合は「含み損」が出ているといいます。

基軸通貨

1国際貿易の決済手段として使用される通貨 2 各国通貨の価値基準になる通貨 3 各国が、外貨準備として保有する通貨 以上の3点を満たす通貨を基軸通貨しています。

一般的に、現在アメリカドルが基軸通貨とされています。

逆張り

相場の流れと反対の取引をすること。

上昇トレンドの相場で、そろそろ流れが反転すると予想して売りのポジションから取引を始める場合、「逆張り」となります。

強制決済(ロスカット)

ロスカットと同じです。

ロスカットの項目をご覧ください。

経済指標

各国の政府や中央銀行が発表する経済状況の指標。

経済指標は、各国の経済状況が反映されているため、今後の相場トレンドを予想する大きな手掛かりになります。

深夜の経済ニュースで米国の雇用統計が大きく扱われているのを見たことがありませんか?米国の雇用統計も重要な経済指標の一つで、今後の景気動向に大きな影響を与えるともいわれています。

ほかにも様々な経済指標があります。

特に重要な経済指標などは必ずニュースなどで取り上げられますので、きっちりと把握しておきましょう。

資金ショート

資金ショートというのは何とも嫌な言葉です。

FXにおいて資金ショートとは、保有しているポジションが含み損を出して、取引証拠金の額を割り込んだ状態をいいます。

取引証拠金を割り込んだ場合、新たな証拠金を追加して預託しなければなりません。

追加する証拠金を「追証」といいます。

この時、FX業者から追加預託を要求する連絡が入ります。

これを「マージンコール」といいます。

このような事態を避けるためには、ロスカットのルールを厳格に管理する事が重要になります。

取引単位

FXで取引する最少単位。

1ロットとほぼ同じ意味です。

ロットの項目を参照下さい。

取引単位はFX業者によって異なります。

手仕舞い

ポジションを解消して、取引を終了する事。

決済すること。